ジョージ・ソロスとは? アメリカ人の価値観をリメイクする無神論者クロースルック

12.10.2019.

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FPI / December 5, 2019

By Mike Scruggs, Asheville Tribune

ジョージ・ソロスは、1930年にハンガリーのブダペストで名目上のユダヤ人家庭に生まれ、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス( London School of Economics : LSE)で教育を受け、そこで学士号(BA)、修士号(MA)、及び博士号(PhD)を取得した。

彼は1961年にアメリカ市民になり、今年の8月に89歳の誕生日を祝った。2018年に彼がオープンソサエティ財団(Open Society Foundations : OSF)に180億ドルを寄付する前は、彼は世界で19番目の大富豪であった。

George Soros. / Wikimedia Commons

彼の莫大な富への急激な躍進急騰突破口は1992年、彼が金融危機において英国通貨を空売りたことで、相殺決済で10億ドル以上を稼ぎ出し、欧州連合への支援でイングランド銀行(Bank of England)をほぼ破綻させたときであった。ソロスは、さまざまな市場で過小評価されているバブルと過大評価されているバブルを識別するシステムがあると主張している。

おそらくそうなのだろうが、フランス政府は2002年にインサイダー取引で彼に有罪判決を下し、220万ユーロの罰金を科した。しかしそんなものは彼にとってバケツの一滴に過ぎなかった。彼が管理している財団を加えると、彼の純資産は250億ドルを超えている。職業として言うと、彼は投資家およびヘッジファンドマネージャーである。彼はまた、著者および慈善家として広く知られている。ソロスは1979年にOSFを創設し、その財団は米国だけでも199の組織に15億ドル以上を寄付してきた。彼は海外にある多くの組織にも資金提供をしてきた。

ソロスと彼のOSF組織は主に、伝統的および福音主義的形態のキリスト教を含む保守的な西洋の価値に反対する左派組織に献金している。彼は極めてアメリカ的なやり方で、人をだますこと、社会的混乱を引き起こすこと、そして情け容赦ない政治の駆け引きに長けている。

彼は、偽情報、異端的聖書解釈、および財政補助金で宗教指導者を誘惑することが得意である。彼は情報に乏しく、気分のいいことと「バーチュー・シグナリング(Virtue signaling)」と呼ばれる、自分が道徳的な活動を支援していることを誇示することであれば何でも受け入れることに熱心なクリスチャンを操作し、欺くために頻繁に移民問題と人種問題を利用する。

ソロスは無神論者でありエリート主義のグローバリストである。

もちろん、彼は検問所のない国境(Open Borders)に賛成である。

ハンガリー議会は最近、母国でのソロスの投資を禁止する法律を可決したように、彼はもはやハンガリーでは歓迎されていない。

ソロスは2004年にアメリカ政治に対する直接的な活動を開始し、ジョージ・W・ブッシュ大統領の再選を阻止するための試みとして傘下の過激でリベラルな組織に2,500万ドル以上の献金を行った。彼は、バラク・オバマとヒラリー・クリントンを支援することによって、反保守的なクルセードを継続しエスカレートさせてきた。

過去数年間で、彼のアメリカの価値観に対する政治的操作は、州および地方の検事総長選挙で力を示してきた。彼は浸透して影響力を持つ価値のある、あらゆるレベルでの民主党の主要な資金源となった。

彼は最近、偽造ヘイトクライムを演出したジェッシー・スモレットに対する重罪犯罪の告訴を取り下げたキム・フォックスをイリノイ州クック郡(シカゴ)の司法長官に選出する為に40万3千ドルを寄付した。

彼はまた、現在米国で最も犯罪率の高い都市の1つであるミズーリ州セントルイス郊外のファーガソンでのブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter)と彼らの暴動に対して資金援助もした。

ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)はソロスと共にブラック・ライブズ・マターを支援している。ソロスは、「ウォール街占拠運動 (Occupy Wall Street)」の一番の支持者であった。

ソロスは、[プロチョイス(人工妊娠中絶権利擁護派)団体である] プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood Federation of America、PPFA:全米家族計画連盟)、コモン・コーズ(Common Cause)、アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union、ACLU)の主要な献金者である。彼は中絶賛成派であり、女性生殖権センター(Center for Reproductive Rights)、全国女性法律支援センター(National Women’s Law Center、NWLC)と、そして何と、—カトリックス・フォー・チョイス(Catholics for Choice、CFC)に資金を提供している。

彼は、アメリカ移民評議会(American Immigration Council)、アメリカ移民法財団(American Immigration Law Foundation)、ブレナン・センター・フォー・ジャスティス(Brennan Center for Justice)、ナショナル・イミグレーション・フォーラム(National Immigration Forum)、ナショナル・イミグレーション・ローセンター(National Immigration Law Center)及び、現在はUnidos USと改名した過激なラテンアメリカ系の組織であるナショナル・カウンシル・オブ・ラ・ラザ(National Council of La Raza)を含むアムネスティ賛成派と検問所なき国境グループを支援している。

彼はまた、難民を国益に優先させることで財政的収入を得ていると非難されている全米福音協会(National Association of Evangelicals)の難民庇護及び救援組織、「世界救援(ワールド・リリーフ:World Relief)」を支持し、これによって大きな影響力を持っている。

ソロスは、プロジェクト投票(Project Vote)、デモ(Demos)(エリザベス・ウォーレンの娘に率いられている)、社会正義のための南部連合(Southern Coalition for Social Justice)などといった、投票のセキュリティと選挙法の執行を弱める組織も支援している。

違法移民のコストと過度の合法的な低賃金労働移民のコストに関して大衆の間に広まっている無知は、多くの善意的な福音主義クリスチャンの、ソロスのアムネスティ支持と検問所なき国境というテーマに対する脆弱性を作り上げている。

2010年のヘリテージ財団(Heritage Foundation)による研究では、平均的な不法移民一世帯につき米国の納税者に年間14,000ドル以上の負担をかけており、不十分な合法移民の規制のために、合法的移民所帯に対してでさえ、米国納税者一世帯当たり4000ドル以上の費用が掛かっている。

加えてさらに恐ろしいことは、違法及び過剰に合法的な外国人労働者によって、基本的に年間5000億ドル以上のお金が(本来支払われるべき)アメリカ人労働者(の手)から安価な外国人労働者を利用している者たちに移行している。この過度な移民は同時にアメリカ人労働者を解雇し、殺人、強姦、及び不法移民に対する暴行などを含む犯罪統計は法外で容認できないほど度を超えている。ソロスの組織は、無知な福音主義者の気分を良くするのに忙しく立ち回っている一方で、彼らが実際には隣人に大きな被害を与えているということを示す事実については無知である。

ソロスは、福音主義者の信念を混乱させ、大半は未だ保守的な南部バプテスト協議会(Southern Baptist Convention、SBC)の中のかなりの指導者を誘惑することに成功している。ソロスは、SBCの倫理と宗教の自由委員会(Ethics and Religious Liberty Commission、ERLC)の会長であり、ソロスの福音移民テーブル(Evangelical Immigration Table、EIT)でも仕えているラッセル・ムーアRussel Moore)を通じて、この取り組みに2,500万ドル以上を寄付した。EITでも目立つのは、宗教的リベラルとして有名な、Sojouners Magazineの社長ジム・ウォリス(Jim Wallis)で、彼は長年にわたってソロスの支援を受けてきた。以前はそのことを否定していたが、今では彼も認めている。EITは、実際にはソロスのナショナル・イミグレーション・フォーラム(National Immigration Forum)の片腕である。

最近SBCには、リベラルな影響が以前より頻繁にみられるようになってきた。多くのSBC関連の記事は、伝統的な保守主義者および聖書的ガイダンスとソロス主導の宗教的リベラリズムの間で起こっている対立があることを示している。時に悪は光の天使を装う。移民問題と人種問題は、いい気分になりたい人、人の目によく見られたい人をだまして彼らの教会、隣人、及び国に害を及ぼすようなネズミ捕り、つまり罠の一部であることがしばしばある。

アメリカのパターンは、最初宗教的なリベラリズムが社会的な問題によって会衆または指導者層に入り込み、彼らの思いやりゆえに健全な聖書的分析がおびやかされることを常としている。健全な聖書の教義は、しばしば(人に)「よく見られたい」という欲望に墜ちてしまう。しかし、メディア、仲間、そして私たち自身の目から見て良いと見なされることは、往々にして真理及び、聖書、自然、重要な事実、そしてそれらの実際の結果と調和する真の善の敵となることがある。

腐敗した世界と腐敗したメディアによく見られたいことは、聖書の真実とキリスト教信仰そのものを放棄する道である。福音主義者もまた、重要な事実、健全な経済的理解、現場の実情の情報なしに決定を下すとき、誤りを犯す。この誤りは、特に移民問題でよく陥ることである。軽率な美徳の誇示は隣人を傷つける可能性がある。

ソビエト体制の野蛮さについて言えば、ロシアのキリスト教作家アレクサンドル・ソルジェニツィン(Alexsandr Solzhenitsyn)はかつて、人が大きな悪を行うことができるようになる前に、彼ら自身が「自分は正しいことを行っている」という確信を持つ必要がある、と我々に警告した。

ジュディシャル・ウオッチ(Judicial Watch)の調査はアルバニア、マケドニア、ルーマニアでのソロスの左翼的アジェンダを支援するために、米国納税者の資金が国務省とアメリカ合衆国国際開発庁(U.S. Agency for International Development)を通じて注ぎ込まれていることを明らかにした。

さらに、米国の納税者の資金は、ソロスのフロント組織を支援して、公正なアメリカの選挙を弱体化させ、メキシコ国境での危機を作り出している。ソロスの「リーダーシップ会議」(Leadership Conference)の傘を通じて、リベラルな活動家は投票者身元証明法と闘い、既決重罪犯者の投票権取得のためにロビー活動を行っている。

これらの同じグループは、当日およびオンライン投票登録のためのロビー活動を行っている。リーダーシップグループ(Leadership Group)は、トランプ大統領に対抗するディープステートの抵抗の中心的拠点であり、2016年と2017年にOSFから330万ドルを受け取った。何とそのエヂュケーション基金(Education Fund)は、2008年に米国商務省から290万ドルを受け取った。

OSFは、米国の国境を消去し、米国市民と合法・違法に関わらず国内に足を踏み入れた人間との区別を消去することに専念している。

ジョージ・ソロスとその召使たちはいたるところにいて、多くの寄付を受けている。彼の米国政治、米国国務省、司法省、CIA、FBI、およびメディアに対する浸透の度合いは恐るべきものである。彼の組織の一つは、最近、ブライトバートとOANニュース(Breitbart and OAN News)によって、トランプ大統領に対するクーデター未遂のウクライナに関するでっち上げられた「内部告発者」の手紙にリンクされていた。

しかし、ソロスの富と権力の最大の脅威は、アメリカ的価値観に向けられている。これらの価値観の神髄と強さは聖書的信仰と我々の教会の伝統にある。ソロスと彼のOSFのフロント組織は、彼らの誘惑と最終的な破壊のための全面的攻撃態勢に入っている。我が国の存亡は、教会の指導者が贈収賄、虚偽、及び国家転覆活動を識別し、(米国)建国の父たちの信仰を堅持できるかどうかにかかっているといえよう。