Globaloney?アマゾン火災:エリート達の疑問を呈するメルトダウン

08.27.2019.

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フランスのエマニュエル・マクロン大統領は8月22日にツイートした。「文字通り、私たちの家が燃えている。アマゾンの熱帯雨林、地球の酸素20%を生成する肺が燃えている。これは国際的な危機だ。G7サミットのメンバー、2日後に、この緊急案件を最初に話し合おう!」

しかし、このアマゾン火災に対するパニックぶりは度が過ぎてないだろうか?

フランスのエマニュエル・マクロン大統領などがツイートしたアマゾン火災の写真、2003年に亡くなった写真家によって撮影さた。/ Twitter

NASAの情報によると、明らかにそのように見える。NASAによると、この地域の現在の火災状況は平均値以下にある。

「2019年8月16日の時点で、NASAの衛星データの分析により、今年のアマゾン流域全体の総火災状況は、過去15年間と比較しても平均値に近いことが示された。(アマゾンはブラジル、ペルー、コロンビア、および他の国の一部、広範囲に及んでいる。)」とNASAは伝えた。

「アマゾナス州とロンドニア州での状況は平均を上回っているように見えるが、NASAの情報分析と編集を行う研究プロジェクト、グローバル火災排出ガス・データベースの予測によると、マトグロッソとパラでは平均値を下回っている。」

さらに、マクロンやアマゾンが世界の使用可能な酸素の20%を生成する責任があると主張する者たちは、「それは単に真実でないばかりか、ヒステリーを過熱するためによく引用されているものだ」とクリス・エンローは8月25日、ブレーズ紙で伝えた。

エンローは、世界的な環境科学者であるジョナサン・フォーリー博士のツイートを引用し、「広範囲に知られる主張ではあるが、アマゾンは世界の酸素の20%を生産していない。およそ6%ぐらいだ。また、森林は牧草地と耕作地に代わり、それらも光合成を行い、同量の酸素を生成している。」

ペンシルベニア州立大学の気候科学者であるマイケル・マンは、次のようにツイートした。「20%という数字は高すぎる。Jon Foleyによると6%に近い数値だが、(@GlobalEcoGuy)アマゾンの森林を全て伐採したとしても、酸素のレベルが6%を下がることはないので、この数値さえ誤解を招く。」

一方で、いくつかのニュースアウトレットによる事実確認においても、多くの政治家や有名人が使用したアマゾン火災の写真のほとんどは、カリフォルニアやインドを含む他の火災写真や過去のアマゾン火災の写真であったことを、バレリー・リチャードソンは8月25日、ワシントンタイムズ紙のリポートで指摘した。

実際、リチャードソンは、マクロンが2003年に亡くなった写真家のローレン・マッキンタイアーが撮影した写真を8月22日のツイートに添付し​​たと指摘。また、同じ写真が俳優で環境保護主義者のレオナルド・ディカプリオによってInstagramにも投稿された。

マドンナ、セルビアのテニス選手、ノバク・ジョコビッチ、アメリカのラッパー、ジェイデン・スミスは、1989年に撮影されたアマゾン火災の写真を添付したが、AFP通信によると、この写真は「誤解を招くもの」と分類されていたものであった。

「アマゾンでは非常に深刻な火災が発生しており、多くの報道には値するが、このバイラル活動には大きな問題があり、火災を示すと主張する写真のほとんどが偽物だ。」とマザージョーンズ紙が報じた。

ブラジル大統領ジェイア・ボルソナロは、マクロン大統領がボルソナロに対する信頼性毀損とブラジルへの内政干渉に対して謝罪するまで、7か国のグループから支援金2200万ドルを受け入れ、アマゾン火災に取り組むという事案に最終決定は下さないと、MSNが伝えた。

「話す前に、フランスから何かを受け入れる前に、たとえそれが知る限りの最良の意図から来ているとしても、先ず彼が発言を撤回しなければならない。それから初めて協議できる。」とボルソナロは報道陣に語った。

MSNのレポートによると、「マクロンは先週、ボルソナロは環境へのコミットメントについて嘘をついたとして、欧州連合と南米の自由貿易協定を阻止すると脅した。」と伝えた。